世の中にはたくさんのタオルがありますが、何となく目に付いたものを購入したり、
消耗品として使うので安価に特売されているものを利用しているという人も多いのではないでしょうか。
贈り物などでたまによいものをもらったりもして、
いろんなブランドなどがあるのだなと気がつくこともあるでしょう。
国産のタオルの中では二大ブランドとして良く知られているのが今治と泉州です。
それぞれに特徴があって、今も長く人々に利用されていますので、
ギフトを探している時などには困った時には利用を検討して見るのも良いでしょう。
まず今治ですが、こちらは抜群の吸湿性で人気があります。
とは言えどんなものでもこのブランド名を利用できるわけではありません。
クリア条件として、水中に沈みこむまでの時間が、
5秒以内でないといけないというような基準があるぐらいです。
生産地の水の質が良いからこそ高品質なものが出来上がってくるのです。
また、泉州は元々は輸入品の中にあったものから製織の研究を始めて生まれたものとなります。
技法が完成したのは明治20年ということで、そこからこのタオルの歴史が始まっています。
吸水性の良さと気持ちよい柔らかさ、そして清潔さが特徴となっています。
晒しの工程が後に行われることによって汚れも落とされますからとても綺麗なだけでなく、
吸水性の良さを実現しつつ、綿が本来持っている特性が引き出されるために、
ふんわりとした柔らかさとなっているのです。