ギフトなどにも利用されるタオルとして今治がありますが、これも産地の一つです。
世界最大としても知られているほどですが、場所は愛媛県北部の地で約120年もの歴史を刻んできています。
伝統的な技術がしっかりしているのはもちろんですが、最新技術も組み合わせて作られていて多くの人々に利用されています。
高品質なその製品レベルを支えているのは高縄山系を源流とする川や山などからの地下水の質が、
極めて重金属や硬度成分の低く晒しや染めに適している良質な水であることがまず挙げられます。
この美しく軟らかな水を使って晒しを入念に行うことにより、タオルはふわりと柔らかく仕上げられ、
繊細かつこの地ならではの風合いなども出てくるのです。
染色技術なども高いため、手触りだけでなく見目良い姿も特徴となっています。
今治の特徴も数多くあるのですが、使う人が使っていて気持ちが良いように優しく仕上げているのも特徴と言えるでしょう。
素材である綿も厳選して優位性を引き出せるように、手間隙をかけて糸や生布の晒しや染めを徹底していることも品質を支えているのです。
品質基準も厳しく定められていて、水中に沈みこむまでに要する時間も5秒以内としていますから、
洗わなくてもおろしたてのままでたっぷりと水分を吸ってくれます。
安心して使ってもらうことが出来るように独自の認定基準を設けています。
それに合格していなければ、今治のブランドやロゴは使えないようになっています。