お知らせ・コラム

  • ガーゼの生地の特徴について

    ガーゼとは、そもそも明治時代に医学の分野から日本で使われるようになったと言われています。
    ですのでご存じのとおり医療分野で消毒液とともに使ったり、
    手術のときによく使用されていることが多いです。
    しかし最近ではもっと用途が広がっていて、ファッション分野でも、
    たとえばストールなどにこの生地が使用されることも多いですし、
    汗をかきやすい赤ちゃん用の肌着などでもよく見かけるようになってきました。

    このように、赤ちゃんの肌着にでも使用できるくらいですので、
    とても肌触りがやわらかいことがわかります。
    さらに肉眼でみても目がよくわかるくらい粗い目をしているのが特徴です。
    これによって重さは軽く、肌あたりはやわらかいというメリットが生まれています。
    さらに吸水性も良いため、汗や水分を吸収させるという意味でタオルにもよく用いられるようになりました。
    タオルでは表面はガーゼでも裏側にはパイルを用いているつくりになっています。

    パイルのタオルでは、よくひっかけてしまい糸がほつれてきたり、
    洗濯を繰り返すうちに毛羽立ちがひどくなるようなこともあり、
    お肌がデリケートな方や赤ちゃんだと肌を傷つけてしまうことにもなりかねません。
    しかしガーゼの生地ならそのようなほつれや毛羽立ちもないので、やさしくお肌を拭くことができるのです。
    もちろんお肌が敏感な人以外にもこのようなタオルはおすすめで、
    吸水性に加えて乾きやすい、かさばらないというメリットがあります。

    一覧に戻る