買ったばかりのタオルだとふわふわで肌触りも良かったのに、気がついたらゴワゴワで、
痛いくらいの肌触りになってしまうことはよくあります。もちろん寿命という問題もありますが、
洗い方に気を付けていればふわふわの状態を長持ちさせることもできます。
そもそも、ゴワゴワになってしまうというのは繊維が洗濯を繰り返したことによって傷んで硬くなってしまったことが原因です。
ですのでどれだけ繊維の消耗を減らせるのかがカギとなります。
最初に大事なのは、洗濯機に入れるときにほかの洗濯物といっしょにたくさん詰め込みすぎないということです。
なるべくたっぷりの水で洗えるように、表示の水位まで水を入れても余裕をもって洗濯物が、
水に浸かっているような状態になるように気をつけましょう。
もちろんふわふわを維持するためにていねいに手洗いをする必要はありませんから、あとは洗濯機におまかせでも大丈夫ですが、
お好みによって柔軟剤をプラスするのもおすすめです。
最後に干すときにもポイントがあります。タオルには表面に繊維の毛並がありますから、
これをそろえるために干す前に上下に20回ほどパタパタと振るようにしましょう。
こうすることで、繊維の方向も一定にそろえることができるため、乾いてからもふんわり感をより大きく実感することができます。
また、強い直射日光に当てるよりも、風通りのいい多少影になるような場所で干すほうがタオルにとってはベストといえます。